現在令和2年の10月。西暦だと2020年になります。平成が終わったのが2019年4月30日なので、令和になってからはまだ1年半しか経ってないことになります。平成が始まったのが1989年1月8日なので、およそ30年ほど続いた年号ということになります。ではもし平成が続いていたら今何年なのでしょうか?表を作りましたので参考にしてみてください。
【年号早見表】
令和 | 平成 | 西暦 |
元年 | 31年 | 2019年 |
2年 | 32年 | 2020年 |
3年 | 33年 | 2021年 |
4年 | 34年 | 2022年 |
5年 | 35年 | 2023年 |
6年 | 36年 | 2024年 |
7年 | 37年 | 2025年 |
8年 | 38年 | 2026年 |
9年 | 39年 | 2027年 |
10年 | 40年 | 2028年 |
11年 | 41年 | 2029年 |
12年 | 42年 | 2030年 |
13年 | 43年 | 2031年 |
14年 | 44年 | 2032年 |
15年 | 45年 | 2033年 |
16年 | 46年 | 2034年 |
17年 | 47年 | 2035年 |
18年 | 48年 | 2036年 |
19年 | 49年 | 2037年 |
20年 | 50年 | 2038年 |
21年 | 51年 | 2039年 |
22年 | 52年 | 2040年 |
23年 | 53年 | 2041年 |
24年 | 54年 | 2042年 |
25年 | 55年 | 2043年 |
26年 | 56年 | 2044年 |
27年 | 57年 | 2045年 |
28年 | 58年 | 2046年 |
29年 | 59年 | 2047年 |
30年 | 60年 | 2048年 |
平成が終わったのが2019年4月30日、令和が始まったのが2019年の5月1日なので、去年の1月など上旬はまだ平成だったことになります。また、たとえば平成の時代に大きな資産を購入し、35年ローンなど組んでいる方は銀行から送られてくる予定表を見ても平成での明記がしてあると思いますので、上の表を見て平成→令和に換算してみると分かりやすくなってよいかもしれませんね。
もし、現在も平成が続いているなら、平成32年となります。令和2年ですが、その前に3をつけると平成に換算できます。令和10年以降は4をつけると換算できます。
【年号が変わる理由】
年号が変わることを「改元」といいます。令和になり新しく天皇陛下が即位されたことから、「天皇交代=改元」と思われる方も多いと思いますが、昔にさかのぼるとそれだけで改元は行われてなかったようです。
【改元される理由は全部で4つ】
・天皇の代替わりによって行われる「代始(だいはじめ)改元」
・吉兆が現れたときの「祥瑞改元」
・天災や戦乱などを排除するための「災異改元」
・中国の故事に習い異変が起こることを回避するための「革年改元」
の4つに大別されます。明治より以後では全ての改元は、1番目の「代始改元」によるものです。明治以前では、およそにはなりますが、「祥瑞改元」が15回、「革年改元」が30回、それ以外の約半数は厄災回避のため改元されているようです。昔は今のように医療なども発達していなかったため、「元を担ぐ」意味で?改元がされていたのも納得がいきますね。
【現在に至るまでの改元の歴史】
大化の改新が645年なのでそこらあたりから2019年までの改元表となります。現在では「代始改元」が主となってますが、明治以前での認識として凶事=改元という捉え方もあったようで、「ハレー彗星が流れたので改元」というケースもあったようです。また中国の故事にならい、6年周期で衰えるということから、6年に1度のペースで改元していたこともあったようです。鎌倉時代などはかなり元号が変わってますので、その辺りで恐らく改元されたと思われます。
頻繁に変えられると、ローンも何も分かりにくくて大変ですね。
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