粗品とは「霜降り明星」のツッコミ担当している吉本の芸人さんです。この芸人さんが「生涯収支マイナス1億円くん」と名前を変えyoutube上で毎週行われる競馬の予想をしています。がこの予想、かなりの確率で外れており、競馬界隈ではかなり有名な話の様です。レースにおいて「軸」と呼ばれるほぼほぼの確率で入選するであろう上位人気馬も例外ではなく、先月の予想では2021年の最優秀馬である「エフフォーリア」を9着に沈めたと話題になりました。ではなぜ粗品=マイオクくんが予想する馬はことごとく馬券外になってしまうのか？本当に呪いは存在するのか？考察してみました。

【予想のミソは展開予想】

初めにこの馬が先頭きって走って4コーナーで前目につけたこの馬が最後のびてきて…と自身の選んだ馬を中心に毎度、展開理論を繰り広げるマイオクくん。しかしこの展開予想は非常に制度が高くレースを見てもそれに近い展開になっていることが多いようなんです。しかし、直線のゴール前で謎の原因不明な失速…。そしてあえなく着外に沈む。失速した原因はわからないこともありますし、ゲート内で顔をぶつけて出血していたなどその場にいた騎手でなければわからない原因が多いようです。このことから次のことが推測できます。

・マイオクくんが実は騎手しか知らない馬の状態を知っている。

しかし、当の本人はその馬券を購入していることを考えると仮に知っていたとしたらその馬を買わないのが普通です。でもその馬券が実は本人が購入した馬券ではないとしたら、この説はかなり信憑性を帯びてくるということになります。例えば10回予想したら9回～10回は馬券外に沈んでいるということを考えれば関係者しか知らない情報をあえて本命のように発表し、「逆神」という設定で情報発信と視聴を稼いでいるのかもしれません。

【予想した馬が原因不明の失速！？謎のスパイラル】

その時の予想で指名した馬は凡走しますが、その指名された馬は次のレースでかなり活躍することが多いようで、競馬界隈では「粗品の呪いから解放された馬」として人気になるケースがあるようです。以下に過去指名した馬を調べてみました。

　粗品に指名された馬はどの馬も人気に支持されるような実力のある馬が多いですが、粗品が指名することで謎の「ゲート出遅れ」「落鉄」「原因不明の失速」がよく起こるようです。例えば事前の情報である調教や厩舎のコメントではそういったものは全然なく安心して買えるような馬でも粗品が指名することで着外へ飛んでしまう。。。10回指名すれば10回飛ぶというような不思議と言えば不思議なこの現象。言葉で説明ができないだけに素直に指名された馬は買わない方が賢明と言えます。

【粗品が指名しない馬の共通点】

馬でいえば穴馬（9番人気以下）。騎手だとデムーロ・川田。この辺りは今まで指名したことがないように思えます。反対によく指名する騎手はルメール・岩田康・戸崎など。。人気馬によく乗る騎手だけに該当しやすいように思えますが、川田・福永騎手などリーディング上位騎手はあまり指名することは少ないように思えます。元々、粗品自体競馬の展開予想や馬を見る目はありそうなので、川田・福永の騎乗する馬を選んだときは素直に熱いと考えて予想に乗るというのもよいかもしれません。

【次走好走する馬の予想】

2022年3月～4月後半に行われた中央重賞の指名馬を表記しました。前述したとおり「粗品の呪いから解放された馬」たちといえます。よっぽどではない限り同じ馬をもう一度指名することはあまりないので素直に挙げた4頭の馬券を購入してみると勝ちにつながるような馬がくるかもしれませんね。