ドラマ「トリック / TRICK シーズン3」第7話のあらすじ・ネタバレ

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ドラマ「トリック / TRICK シーズン3」第7話のあらすじ・ネタバレの紹介です!

第7話「死を招く駄洒落歌の謎」

【あらすじ】

亀山家の顧問弁護士・松村は、恐ろしいものを封じ込めたと伝わる不吉な『開かずの扉』の立会いを上田に依頼する。

亀山家の屋敷が人手に渡ることになり、問題を解消しておきたいのだった。大金の謝礼を匂わせて奈緒子を連れ出し亀山家に向かった上田は、当主の孫・千鶴に案内され、亀山家一同と共に開かずの扉を開けることに。

扉の向こうからはすすり泣くような声が聞こえて一同は怯えるが、扉を開けても何も起こらなかった。しかし、一瞬の暗転の後には信心深い藤二郎おじさんの遺体と闇十郎の和歌が発見される。

その後、奇妙な白いお面の人物が次々と目撃され、またもや意味ありげな和歌を残していく。殺害予告の和歌・・・闇十郎の怨念なのか!?

【ネタバレ】

奈緒子(仲間由紀恵)が家に帰ってみると、またしても上田次郎(阿部寛)が上がり込んでいた。百人一首を使った手品を行う。そしてこう言った。「和歌が人を呪い殺したり、天変地異を引き起こしたりするという話をきいたことがあるか」

そんな上田次郎の下へ、茨城県水戸市で弁護士をやっている松村弁が訪れる。亀山家の和歌は、都が天変地異などに襲われたときは、歌を詠んで天の怒りを冷ましたと言われている。

亀山家の屋敷が人手に渡ることになった。亀山家にはただ一つ、開けてはならないという扉があった。江戸時代の亀山家の先祖が、その扉の向こうに恐ろしいものを封じ込めたのだと言い伝えられている。

開ければ、大きな災いが訪れる。そう信じて亀山家は生きてきた。その話をきいた上田次郎は真に受けずに、軽く笑い流す。

明治に入ってから一人の歌人が、扉の向こうを覗いたことがあったらしい。その途端、何かにとりつかれたようになり、そのまま命を落とした。

屋敷が人に渡る今、扉を開けざるを得ない状態となった。そこで上田次郎に扉を開けるときに立ち会ってもらいたいということだ。

奴らのズレた金銭感覚により、上手くいけば謝礼が何百万、何千万という額になるかもしれないという話をする。すると奈緒子は上田次郎の後を追いかけるのだった。

こうして依頼へ向かうことになるふたり。亀山家は伝統のある家。くれぐれも行いには注意するように奈緒子に伝える。

「くぐるな」という立て看板がある鳥居や門を次々突破した奈緒子たちは、ようやく亀山家の住居にたどり着いた。

しかし話が通っていないらしい。そこへ現れた亀山鶴子直径の孫娘・亀山千鶴。現在、危篤で昏睡状態の当主・鶴子に代わって、亀山家のことを取り仕切っているそうだ。

亀山家の人間は、気位の高い人物が多く俗世間との関わりを嫌っている人物が多いらしい、という話を耳にする。

何をするにも鶴子の了解が必要となるらしいが、現在鶴子は5日寝て2日起きという生活を繰り返していて不便極まりないようだった。

何故か出会ってそうそうイチャイチャ始める上田次郎と千鶴。呆れていた奈緒子を見る二人の影。亀山家の人間らしく、目を合わせるとすぐにどこかへ行ってしまう。

そうして案内される問題の開かずの扉――「壹松模様の扉」が姿を現す。大胆に近づいて調べてる奈緒子に、注意する者が現れる。亀山藤治郎。鶴子の息子で、千鶴の叔父に当たる人物だ。

藤治郎は扉を開けるなと何度も忠告する。中にいるのは、奈緒子たちの手におえる相手じゃない。その名も、闇十郎。400年生きて中に潜んでいるらしい。闇十郎は江戸時代に生きていた、亀山千鶴たちの先祖に当たる人物。

もちろん、とっくに亡くなっている人間だと千鶴はいう。しかし、藤治郎はちょっとした事件を起こしてしまい、それ以来、変なことばかり言うようになってしまった。

その事件とは、ある女性と恋に落ちた。小豆相場と千姫グッズで一山当てて茨城の実業界で財をなした人物の娘で、俗世間の人だった。お金の有無で考えてしまうところが、俗世間の人のダメなところなのだと、千鶴に注意される奈緒子。

汚れた俗世間の人間をこの家に入れてはならぬ。一族の人は二人を無理矢理別れさせたのだった。相手の女性は、失意の内にひっそりと自殺した。それとは無関係にやるなと言われると試したくなる奈緒子は、次々とトラブルを呼び込む。

この辺りの土地は、かつてみんな亀山家のものだった。しかし戦後の土地改革でほとんど持っていかれてしまう。そのことを、亀山家の人間は恨んでいるようでもあった。

奈緒子たちが屋敷の中に足を踏み入れたことに対して、憤慨している様子の亀山家。時代錯誤な一族の行動、考え方に対して不満そうな奈緒子。そんな彼女の前に、白い仮面を被った何者かが現れる。

近づいていく奈緒子。逃げ出す影。その頃、壹松模様の扉の前に集まる時間となった。扉の前に集まる亀山家の一同と、奈緒子たち。そんな中、しれっと扉の開錠まで依頼される上田次郎。

了承した上田次郎は、扉の前へ奈緒子を突っ込ませる。部屋の中からうなり声のようなものがきこえる。そうして開かれる扉。中には何もいないように思われる。

さっさと謝礼を済ませて帰りたがる奈緒子たちの前で、何故か藤二郎と清三郎の和歌勝負が始まった。そこへ上田次郎も加わる。そんなときである。藤二郎の叫び声が部屋中に響き渡る。

「ここには何かいる」そう直感していた藤二郎は、ひとり真剣な顔をしていた。早くここを出るように促した瞬間、明かりが消えてしまう。そんな中できこえる怪音。代わりの明かりが用意されたとき、それは起こった。

倒れている藤二郎。その腹に突き刺さるナイフ。取り乱す一同。さらに謎の和歌が部屋に添えられていた。

これは殺人事件だ。すぐに警察へ連絡しようと提案する上田次郎。しかし、世俗の人間を屋敷の中へ入れるわけにはいかないと、反論する清三郎。

闇十郎の仕業だということで納得する亀山家一同。別室へ移動した奈緒子たちは、闇十郎のことについて調べることにする。闇十郎は亀山家の中でも、特に強い歌の力を持つ人物だったと言い伝えられている。

闇十郎は歌の力で雨を降らせたり、天変地異を沈めたりした。ところがあるとき、ひとりの遊女と恋に落ち、結婚しようとした。怒った一族の者たちは、ほんの懲らしめる気持ちで、二人の密会場所へ火を放った。

その火が予想以上に広がり、後には顔を醜く焼かれた闇十郎の死体が残ったと言われている。その閉じ込められた場所が、壹松模様の扉の中だった。果たして本当に闇十郎は存在するのだろうか……。

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