京都競馬場は芝コースとダートコースがあります。芝コースは内回りと外回りに分かれており、距離によって使い分けられます。ダートコースは一つですが、距離によってスタート地点が異なります。

京都競馬場の最大の特徴は、第3コーナーにある坂です。この坂は芝コースとダートコースの両方に影響を与えます。坂を上るときにはスタミナが必要になり、坂を下るときにはスピードが必要になります。坂を利用してレース展開を作る騎手や馬も多くいます。

京都競馬場では、スピードタイプの馬が有利な傾向があります。最後の直線に坂がなく、平坦なコースなので、スピード決着になりやすいからです。また、コース幅が広く、馬場が傷みにくいこともスピード決着を促します。スピード面で秀でた馬や騎手を狙うと良いでしょう。

では距離別に詳しく解説します。

芝1200m

スピードと持久力が求められるコースです。スタートから3コーナーまでの距離が短く、ポジション争いが激しいです。最後の直線は約473mで、高低差2.4mの急坂があります。

スピード系血統が好走する傾向があります。キングカメハメハやディープインパクトなどが代表的です。

内枠から中枠が有利で、特に1枠から4枠までの成績が良いです。

芝1400m

スピードと切れ味が求められるコースです。内回りコースと外回りコースの両方を使用します。内回りコースでは3コーナーまでの距離がやや長めで、ポジション取りはしやすいです。外回りコースでは最初のコーナーまで600mほどあり、ポジション取りはしやすいです。どちらのコースでも最後の直線は約473mで、高低差2.4mの急坂があります。

スプリント系血統が内回りコースで好走する傾向があります。ロードカナロアやハーツクライなどが代表的です。マイル系血統が外回りコースで好走する傾向があります。ダイワメジャーやキンシャサノキセキなどが代表的です。

中枠から外枠が有利で、特に5枠から8枠までの成績が良いです。

芝1600m

スピードとバランスが求められるコースです。内回りコースを使用し、スタート地点は向こう正面中間やや左の地点です。最初のコーナーまで400mほどあり、ポジション取りはしやすいです。先行争いは激しくなりやすく、ハイペースになることが多いです。最後の直線は約473mで、高低差2.4mの急坂があります。

マイル系血統が好走する傾向があります。ダイワメジャーやキンシャサノキセキなどが代表的です。

内枠から中枠が有利で、特に1枠から4枠までの成績が良いです。

芝1800m

スタミナと切れ味が求められるコースです。外回りコースを使用し、スタート地点は2コーナー付近のポケット地点です。最初のコーナーまで600mほどあり、ポジション取りはしやすいです。大きく緩やかな3~4コーナーが特徴的です。最後の直線は約473mで、高低差2.4mの急坂があります。

中距離系血統が好走する傾向があります。ディープインパクトやキングカメハメハなどが代表的です。

中枠から外枠が有利で、特に5枠から8枠までの成績が良いです。

芝2000m

スタミナとバランスが求められるコースです。内回りコースを使用し、スタート地点はスタンド前の4コーナー付近です。最初のコーナーまで約325mとやや短く、ポジション取りは厳しいです。最後の直線は約473mで、高低差2.4mの急坂があります。

中距離系血統が好走する傾向があります。ハーツクライやネオユニヴァースなどが代表的です。

内枠から中枠が有利で、特に1枠から5枠までの成績が良いです。

芝2200m

スタミナと切れ味が求められるコースです。外回りコースを使用し、スタート地点は向こう正面中間やや右の地点です。最初のコーナーまで約500mと長く、ポジション取りはしやすいです。大きく緩やかな3~4コーナーが特徴的です。最後の直線は約473mで、高低差2.4mの急坂があります。

中距離系血統が好走する傾向があります。ディープインパクトやキングカメハメハなどが代表的です。

中枠から外枠が有利で、特に5枠から8枠までの成績が良いです。

芝2400m

スタミナと持久力が求められるコースです。外回りコースを使用し、スタート地点は向こう正面半ばやや右の地点です。最初のコーナーまで約400mとやや短く、ポジション取りは厳しいです。大きく緩やかな3~4コーナーが特徴的です。最後の直線は約473mで、高低差2.4mの急坂があります。

長距離系血統が好走する傾向があります。ダイワメジャーやキングカメハメハなどが代表的です。

中枠から外枠が有利で、特に5枠から8枠までの成績が良いです。

ダート1400m

スピード勝負になることが多いコースです。ダートスタートを使用し、スタート地点は向こう正面半ばです。スタートダッシュが重要で、ポジション争いも激しいです。枠順における有利不利はほとんどなく、差しや追い込みも決まりやすいです。

ダート系血統が好走する傾向があります。ファスリエフやプリサイスエンドなどが代表的です。

枠順における有利不利はほとんどなく、全ての枠からチャンスがあります。

ダート1600m

スピードとバランスが求められるコースです。芝スタートを使用し、スタート地点は向こう正面中間やや左の地点です。芝コースを約400m走ってからダートコースに入ります。先行争いは激しくなりやすく、ハイペースになることが多いです。最後の直線は約473mで、高低差2.4mの急

ダート1800m

スピードと持久力が求められるコースです。ダートスタートを使用し、スタート地点は2コーナー出口付近のポケット地点です。スタートダッシュが重要で、内枠が有利です。逃げや先行馬にもチャンスがあります。最後の直線は約473mで、高低差2.4mの急坂があります。

中距離系血統が好走する傾向があります。キングカメハメハやマンハッタンカフェなどが代表的です。

内枠が有利で、特に1枠から3枠までの成績が良いです。

ダート2100m

スピードと持久力が求められるコースです。ダートスタートを使用し、スタート地点は1コーナー付近です。スタートダッシュが重要で、内枠から中枠が有利です。逃げや先行馬にもチャンスがあります。最後の直線は約473mで、高低差2.4mの急坂があります。

中距離系血統が好走する傾向があります。キングカメハメハやマンハッタンカフェなどが代表的です。

内枠から中枠が有利で、特に1枠から5枠までの成績が良いです。

以上が、京都競馬場の距離別の特徴でした。予想の際はぜひ参考にしてください(*´з`)